小梅としては大粒で肉厚、種が小さいのが特徴の「七折小梅」は、砥部焼きで有名な愛媛県伊予郡砥部町の特産品。特に七折地区の気候が七折小梅の栽培に適していて、一粒一粒、丁寧に摘み取られた「七折小梅」は、透き通るような薄い黄色をしている。肉質が柔らかく、小梅としては大粒で肉厚、種が小さいのが特徴で、また糖度も高いことから、まろやかで柔らかい梅干しに仕上がる。1900年の初頭から栽培が始まったといわれ、その品質の高さから「青いダイヤ」と評され、高値で取り引きされた時期もあったという歴史ある梅だ。
旬 5月 6月