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四万十川学習センター おさかな館

(しまんとがわ がくしゅう)

四万十川学習センター おさかな館は、愛媛県松野町にある道の駅「虹の森公園まつの」内にある水族館です。この施設は、日本一の清流と呼ばれる四万十川の淡水魚を中心に、約120種類もの魚を展示しており、川の生態系や自然の神秘に触れることができる学びの場となっています。

展示内容

おさかな館では、四万十川の上流から河口までの生態系をテーマにした展示が行われており、オープン形式の屋外ジオラマ水槽では、生物たちが生き生きとした姿を見せ、訪れる人々を魅了します。また、館内では四万十川に生息する幻の魚「アカメ」や、世界最大級の淡水魚「ピラルク」を展示しており、その壮大な姿は圧巻です。

その他にも、愛らしい「コツメカワウソ」や「フンボルトペンギン」など、多彩な動物たちが展示されており、ペンギンの館内散歩イベントや、ワニの「だいごろう」が二本足で立つ姿など、ユニークな生態を見ることができます。

施設の魅力

この水族館の特長は、川や淡水魚をテーマにしている点です。全国的に見ても、淡水魚専門の水族館は少なく、その中でも川に特化した展示は珍しい取り組みです。生物の展示だけでなく、四万十川の生態系や自然保護の大切さを学ぶことができ、子供たちの教育の場としても利用されています。

主な展示生物

施設情報

おさかな館は、10:00~17:00の間に開館しており、高校生以上は900円、小学生は400円、幼児(3歳以上)は200円の入館料が必要です。定休日は毎週水曜日ですが、ゴールデンウィークや夏休みなどの繁忙期は無休となっています。また、元日は休館日となります。

道の駅「虹の森公園まつの」

道の駅「虹の森公園まつの」(にじのもり こうえん)は、愛媛県北宇和郡松野町に位置し、国道381号沿いにある人気の観光スポットです。この公園は、四万十川の支流・広見川の左岸に位置しており、自然と文化をテーマにした施設が数多く集まっています。

ふれあいゾーンとやすらぎゾーン

虹の森公園は、「やすらぎゾーン」と「ふれあいゾーン」の二つのゾーンに分かれています。ふれあいゾーンには、四万十川学習センター おさかな館をはじめ、地元の自然や文化に触れることができるさまざまな施設があります。また、やすらぎゾーンには、芝生の広場やイベントスペースがあり、家族連れや観光客がゆっくりと過ごすことができる憩いの場となっています。

森の国ガラス工房「風音」

虹の森公園内には、ガラス工房「風音」もあり、リサイクルガラスを使用したガラス製品の制作を行っています。見学ツアーや吹きガラス体験、サンドブラストなど、ガラス工芸を身近に体験できるプログラムも提供されており、訪問者に人気です。オリジナルガラス製品の販売も行っており、工房内のショップでは手作りのガラス製品を購入することができます。

地元産品と観光施設

虹の森公園では、地元の特産品を取り扱う「特産品販売所」や「かごもり市場」、「森の国ファーム」など、地元の魅力を伝える施設が充実しています。また、レストランでは、地元の食材を使った料理を楽しむことができ、観光の合間にゆったりと食事を楽しむことができます。さらに、川を見下ろす温泉施設「森の国ぽっぽ温泉」も隣接しており、松野町の観光拠点としても機能しています。

施設概要

主要施設

虹の森公園まつのは、地元の自然や文化、そして観光資源を最大限に活かした施設であり、訪れる人々に多様な体験を提供しています。四万十川の生態系を学びながら、リラクゼーションや地元の食文化を楽しむことができるこの場所は、自然と触れ合う貴重な機会を提供してくれるでしょう。

Information

名称
四万十川学習センター おさかな館
(しまんとがわ がくしゅう)

宇和島・大洲

愛媛県