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今治

今治の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

今治 観光ガイド

今治の観光・旅行 Info

愛媛県北東部に位置する今治市

しまなみ海道サイクリングロード

海を渡る絶景体験

しまなみ海道来島海峡大橋

レンタサイクルも充実

今治駅やサンライズ糸山などで自転車をレンタルでき、気軽にサイクリングを楽しむことができます。

今治城

海に囲まれた美しい平城

今治城藤堂高虎

タオル美術館ICHIHIRO

今治タオルの魅力に触れる

今治タオルタオル美術館ICHIHIRO

オリジナルタオルのお土産も人気

ショップでは限定デザインの今治タオルが多数揃っており、自分用にもギフト用にも最適です。

道の駅よしうみいきいき館

来島海峡の新鮮な海の幸を堪能

道の駅よしうみいきいき館

今治市伊東豊雄建築ミュージアム

現代建築を体感できる注目スポット

世界的建築家伊東豊雄大三島

大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)

全国の山神を祀る総本社

大三島大山祇神社

今治のグルメガイド

愛媛県今治市は、瀬戸内海の温暖な気候と豊かな自然に恵まれた港町であり、食の宝庫としても知られています。地元で愛される名産品や郷土料理、人気のレストラン、お土産にぴったりの特産品についてご紹介いたします。

名産品とローカルフード

今治焼豚玉子飯(やきぶたたまごめし)

今治を代表するB級グルメ。ご飯の上にスライスした焼豚を敷き詰め、その上に半熟の目玉焼きをのせ、甘辛いタレをかけたボリューム満点の一品です。

じゃこ天

宇和海で獲れた小魚(主にホタルジャコ)を骨ごとすり潰して揚げたじゃこ天は、今治を含む愛媛全体で親しまれる郷土食。ビールやご飯のお供にぴったりです。

鯛めし(南予風)

鯛の刺身を甘辛いタレと卵黄に絡め、ご飯にかけて食べる宇和島風鯛めしが今治でも楽しめます。鮮度が命の逸品です。

瀬戸内の柑橘類

みかんデコポン紅まどんななど、今治周辺は高品質な柑橘の産地として有名。ジュースやゼリーなど加工品も人気です。

人気のレストラン・食事処

重松飯店(しげまつはんてん)

今治焼豚玉子飯発祥の店として知られ、全国からファンが訪れる有名店です。懐かしい雰囲気の店内で、がっつりメニューを味わえます。

白楽天(はくらくてん)今治本店

こちらも焼豚玉子飯の名店として人気。しっかりとした味付けと絶妙な玉子のとろみが評判です。メニューが豊富で家族連れにもおすすめです。

道の駅 よしうみいきいき館

来島海峡の絶景を望みながら、新鮮な魚介類を網焼きで楽しめるレストラン併設の道の駅。鯛やハマチなどの海鮮バーベキューが特に人気です。

タオル美術館レストラン「mori cafe」

今治タオルの世界観を楽しめる美術館併設のカフェレストラン。スイーツやランチプレートもおしゃれで女性に人気です。

おすすめのお土産

今治タオル

世界に誇る今治タオルは、お土産の定番。ふわふわで吸水性が高く、肌触りも抜群です。タオル美術館や市内の専門店では、限定デザインや名入れ商品も販売されています。

伯方の塩

瀬戸内の海水を使った自然海塩「伯方の塩」は、料理好きの方へのお土産に最適。塩を使ったスイーツや調味料も人気です。

一六タルト

愛媛の銘菓一六タルトも今治で購入可能。柚子風味のこしあんをスポンジ生地で巻いた和洋折衷のスイーツで、年配の方にも喜ばれます。

みかんジュース・ゼリー

愛媛県産のみかんを100%使ったストレートジュースみかんゼリーは、見た目も味も抜群。お子様や女性に人気があります。

今治の季節の祭り・イベント

愛媛県今治市は、古くから瀬戸内海の交通の要衝として栄えてきた歴史ある地域であり、地域に根ざした伝統的な祭りや現代的なイベントが四季を通じて開催されています。また、造船業やタオル産業などの地場産業に関連する独自の文化や行事も特徴的です。以下では、今治を訪れる際に見逃せない代表的な祭りやイベントをご紹介いたします。

春の祭り・イベント

大山祇神社 春季例大祭(おおやまづみじんじゃ)

開催時期:4月22日~23日(毎年)
場所:大三島町 宮浦
瀬戸内海の守り神として信仰される大山祇神社で行われる例大祭。神輿や稚児行列、雅楽の奉納など、厳かな雰囲気の中で地域の人々の信仰が感じられる行事です。

春のしまなみ海道サイクリングイベント

しまなみ海道を舞台に、全国からサイクリストが集まるイベント。春の陽気と咲き誇る花々を楽しみながら、今治から尾道までの絶景ルートを走ることができます。

夏の祭り・イベント

今治市民のまつり「おんまく」

開催時期:8月上旬
場所:今治市中心部
今治最大級の夏祭りで、約4,000人が踊る「ダンスバリサイ」をはじめ、太鼓演奏や花火大会も行われます。「おんまく」とは「めいっぱい」や「思い切り」という意味の今治弁。まさに市民が一丸となって盛り上がる祭典です。

糸山公園花火大会

来島海峡を望む絶景スポット糸山公園で開催される花火大会。海に反射する光と音が幻想的な空間を演出します。

秋の祭り・イベント

今治地方祭(秋祭り)

開催時期:10月中旬(旧暦の9月頃)
場所:各地区の神社
五穀豊穣を祝う今治地域最大級の伝統的な秋祭り。太鼓台(だんじり)が街中を練り歩き、勇壮なかきくらべが見どころ。とくに「唐子のけんか祭り」は迫力満点で観光客にも人気です。

大山祇神社 秋季例大祭

春と並ぶ重要な祭礼。特別な神事が執り行われ、神楽や舞の奉納が行われます。

冬の祭り・イベント

今治イルミネーション「しまなみ街道ライトアップ」

開催時期:12月~1月頃
しまなみ海道の橋や公園がライトアップされ、幻想的な夜景を楽しめます。夜のドライブや散策にも最適です。

初詣(大山祇神社・伊予豆比古命神社)

今治市内外から参拝者が集まり、無病息災や家内安全を祈ります。大山祇神社の初日の出は特に神聖な雰囲気です。

特徴的な文化・イベント

今治タオルフェア

開催時期:春・秋の年2回(主に5月・10月)
今治タオルの魅力を体験できるイベント。工場見学やアウトレット販売、オリジナルタオル作成体験など、タオルのまち今治ならではの催しが充実しています。

来島海峡大橋の開通記念イベント

不定期開催ながら、記念日にはウォーキングイベントや橋上ライトアップが行われます。瀬戸内海と橋を一体で楽しめる貴重な体験が可能です。

今治の気温・天候

今治市は愛媛県北東部、瀬戸内海に面した地域に位置しており、瀬戸内海式気候の代表的な地域です。全体として温暖で、年間を通じて比較的晴天が多く、降水量も少なめですが、梅雨や台風の影響はしばしば受けます。以下に、季節ごとの気候や特徴について詳しくご紹介します。

春(3月~5月)

気候と気温

春の今治は気温が徐々に上昇し、過ごしやすい陽気となります。3月の平均気温は10℃前後、5月には20℃前後まで上がります。桜の開花は3月下旬から4月上旬頃が見頃で、花見にも最適な季節です。

服装と注意点

昼間は軽めのジャケットやカーディガンで快適に過ごせますが、朝晩は冷える日もあるため、重ね着できる服装がおすすめです。

梅雨(6月中旬~7月中旬)

気候と特徴

今治にも例年6月中旬頃から梅雨が訪れ、湿度が高く、曇りや雨の日が続きます。降水量は一年の中でも多く、6月の月間降水量は約200mm程度に達することもあります。

注意点

旅行の際は折りたたみ傘やレインコートを携帯すると便利です。また、湿度が高いため、通気性の良い服装が適しています。

夏(7月~9月)

気候と気温

夏の今治は非常に暑く、最高気温が35℃を超える日もあります。7月下旬から8月にかけては真夏日が続き、紫外線も非常に強くなります。一方で、瀬戸内海からの風があるため、比較的過ごしやすい時間帯もあります。

台風について

8月から9月にかけては台風が接近しやすく、特に九州・四国ルートで進む場合には今治にも影響があります。交通機関の乱れやイベントの中止に注意が必要です。

服装と対策

Tシャツ・短パンなどの軽装に加え、帽子・日焼け止め・水分補給が不可欠です。熱中症対策もしっかり行いましょう。

秋(10月~11月)

気候と気温

秋の今治は気温が穏やかで、晴天率も高く、旅行には最適な季節です。10月の平均気温は18℃前後、11月には15℃を下回ることもあります。空気が乾燥し、清々しい気候が続きます。

紅葉の見どころ

市内の山間部や渓谷などでは紅葉が美しく、大三島や玉川ダム周辺が人気の紅葉スポットとなっています。

冬(12月~2月)

気候と気温

今治の冬は比較的温暖で、雪はほとんど降りません。最低気温が0℃を下回る日は少なく、日中は10℃前後まで上がる日もあります。瀬戸内海の影響で、乾燥した晴れの日が多くなります。

服装と注意点

厚手のコートや防寒具が必要ですが、積雪に備える必要は少ないです。風が強い日もあるため、防風対策も考えておくと安心です。

雨や台風の特徴

年間降水量と傾向

今治は瀬戸内海式気候に属しており、年間降水量は約1,200mm程度と、全国平均よりもやや少なめです。雨のピークは梅雨と台風シーズンに集中しており、その他の季節は晴れの日が多くなります。

台風の影響

8月~10月にかけて、台風の通過ルートにより天候が急変することがあります。海に面した地域のため、海上交通の欠航や橋の通行制限が発生することもありますので、最新の天気情報を確認することが大切です。

今治へのアクセス

今治市は愛媛県の北東部に位置し、本州と四国を結ぶ「しまなみ海道」の四国側の起点としても知られる交通の要衝です。鉄道、道路、船舶と複数の交通手段があり、四国や本州からのアクセスが便利です。以下に、各交通手段別に今治へのアクセス方法を詳しくご紹介します。

鉄道でのアクセス

JR予讃線を利用

今治にはJR予讃線(よさんせん)が通っており、四国主要都市や本州方面からのアクセスに便利です。

松山駅から今治駅

・所要時間:約40〜60分(特急で約40分)
・運賃:普通列車で約770円、特急で約1,500円
・特急「しおかぜ」「いしづち」が利用可能

高松駅から今治駅

・所要時間:約2時間(特急利用)
・運賃:約3,000円

岡山駅から今治駅

・所要時間:約2時間(特急で新居浜乗り換え)
・新幹線と予讃線特急を組み合わせるルートもあり

車・バスでのアクセス

しまなみ海道を利用

本州(広島県尾道市)から今治までは西瀬戸自動車道(しまなみ海道)を利用し、瀬戸内の島々を渡って車でアクセスできます。絶景ドライブコースとしても人気です。

広島県尾道市から今治

・所要時間:約1時間
・距離:約60km
・通行料:普通車で約2,500円(ETC割引あり)

松山自動車道を利用

松山ICから今治湯ノ浦ICまでは車で約1時間。今治市街地まではさらに約15分程度で到着できます。

高速バス

今治駅・今治バスセンターからは、松山空港・松山市・高松・高知・大阪・神戸・広島などへの高速バスが発着しています。料金もリーズナブルで、便利な移動手段です。

航空機を利用したアクセス

松山空港を経由

今治市に空港はありませんが、最寄りは松山空港です。全国主要都市(東京・大阪・名古屋・福岡など)からの直行便が運航しています。

松山空港から今治への移動

・空港リムジンバス+JR利用:所要約1時間30分
・レンタカー・タクシー:所要約1時間〜1時間15分
・料金:公共交通機関利用で約1,500〜2,000円程度

船(フェリー)でのアクセス

今治港・波止浜港などからのアクセス

今治は造船と海運のまちとしても知られ、複数のフェリー航路があります。大三島や伯方島などのしまなみ海道の島々や、大分・広島方面へのフェリーが出港しています。

航路例
  • 今治港 ⇔ 広島県竹原港
  • 今治港 ⇔ 大三島 ⇔ 宮浦港(大三島)
  • 波止浜港 ⇔ 広島・呉方面(高速船)

今治の移動手段

今治市とその周辺エリアでは、観光地や港、郊外の温泉地など多彩なスポットが点在しており、それぞれの目的地に応じて移動手段を選ぶことが重要です。公共交通機関やレンタカー、レンタサイクルなど、様々な選択肢がありますので、以下に詳しくご紹介いたします。

鉄道での移動

JR予讃線(よさんせん)

今治駅はJR予讃線の主要駅のひとつで、松山・新居浜方面などへのアクセスに便利です。観光に特化した列車も運行されることがあり、車窓から瀬戸内海を眺めるのも魅力です。

利用のポイント

・本数は1時間に1~2本程度とやや少なめ
・特急「しおかぜ」「いしづち」の利用で快適な移動が可能
・今治駅は市内の中心に位置し、路線バスやタクシーとの連携が良好

路線バス

せとうちバス(瀬戸内運輸)

今治市内および周辺地域をカバーする主要なバス会社です。今治駅からタオル美術館、今治港、鈍川温泉などへ直通バスが運行されています。

代表的な路線
  • 今治駅 ⇔ タオル美術館(約30分)
  • 今治駅 ⇔ 今治港(約10分)
  • 今治駅 ⇔ 鈍川温泉(約40分)

※バスの本数は都市部に比べて少なめのため、事前に時刻表の確認がおすすめです。

タクシー

今治駅や今治港にはタクシー乗り場があり、観光スポットを効率よく巡る手段として便利です。とくにバスが少ないエリアや、グループでの移動、荷物が多いときに適しています。

参考料金の一例

・今治駅 → タオル美術館:約2,500円前後
・今治駅 → 今治城:約800円前後

レンタカー

今治市内には複数の大手レンタカー会社(トヨタレンタリース、ニッポンレンタカーなど)の営業所があり、特にしまなみ海道をドライブしたい方には最適です。島々の橋を巡る際にも車は大活躍します。

メリット
  • 観光地間のアクセスに柔軟に対応
  • 荷物が多くても安心
  • 時間を有効に使える

レンタサイクル

「しまなみレンタサイクル」サービス

今治はサイクリングの聖地としても知られ、しまなみ海道をはじめ、市内観光にも便利なレンタサイクルスポットが多数あります。「今治駅前サイクリングターミナル」や「今治市役所」などに貸出所があり、電動アシスト付き自転車も選べます。

利用料金の目安

・普通自転車:1日500円〜
・電動アシスト付き:1日1,500円〜
・乗り捨て対応(別途手数料)も可能で、尾道など他地域への片道利用もOK

観光循環バス(期間限定)

春や秋など観光シーズンには、今治市内の主要観光スポットを巡る観光バスが運行されることがあります。事前予約制または定時運行のことが多く、効率的な観光が可能です。

徒歩での散策

今治城や今治港、今治駅周辺の商店街エリアは徒歩圏内で巡ることができます。今治の町の雰囲気を感じながらのんびりと歩くのも旅の楽しみのひとつです。

今治の観光コース

今治市は、愛媛県の北東部に位置し、瀬戸内海に面した港町として栄えてきました。特に「しまなみ海道」の玄関口として知られ、自然と歴史、文化が調和した魅力あふれるエリアです。ここでは、今治と周辺を効率よく楽しむためのおすすめ観光コースをご紹介します。

1日目:今治市内を満喫する歴史と文化のコース

今治城散策

まずは今治市のランドマークである今治城へ。築城の名手・藤堂高虎が設計した名城で、「海に浮かぶ城」とも称されます。石垣や堀も美しく、天守からは今治の町並みと海を一望できます。

テクスポート今治でタオルの魅力に触れる

今治は世界的にも有名な「今治タオル」の産地。展示・体験施設「テクスポート今治」では、タオルの歴史や製造工程を学ぶことができ、お土産ショップも充実しています。

今治港周辺で海鮮ランチ

昼食には、今治港近くの海鮮料理店で、新鮮な魚介を使った料理を堪能しましょう。地元の鯛を使った「鯛めし」や「刺身定食」がおすすめです。

タオル美術館ICHIHIROで午後のひととき

午後は今治郊外にある「タオル美術館」へ。タオルアートや企画展を鑑賞し、緑豊かな庭園でゆっくりとした時間を過ごせます。

鈍川温泉で宿泊・入浴

1日の締めくくりは、「鈍川温泉(にぶかわおんせん)」へ。美肌効果のあるアルカリ性の湯が特徴で、静かな山あいの温泉地で癒されましょう。

2日目:しまなみ海道を自転車で巡る自然体験コース

サンライズ糸山からサイクリングスタート

朝は「サンライズ糸山」からサイクリングを開始。ここでは自転車をレンタルすることができ、しまなみ海道の起点として最適です。

来島海峡大橋の絶景サイクリング

しまなみ海道のハイライトである「来島海峡大橋」を自転車で渡ります。美しい瀬戸内海の島々と多島美を眺めながらのライドは格別です。

大島・よしうみバラ公園

途中に立ち寄るスポットとして「よしうみバラ公園」がおすすめ。5月〜6月、10月には色とりどりのバラが咲き誇ります。

伯方島で海の幸ランチ

伯方島では「伯方の塩」で知られる名産地であり、塩ラーメンや海鮮丼などのグルメが楽しめます。地元の味をぜひ堪能してください。

大三島・大山祇神社

さらに足を延ばすなら「大山祇神社」へ。全国の山祇神社の総本社で、国宝級の武具が展示されている宝物館は見応えがあります。

サンライズ糸山へ戻り旅の終わりに

帰路は再び今治へ戻り、しまなみ海道の絶景を堪能しながらサンライズ糸山でゴール。シャワー施設もあり、リフレッシュして旅を締めくくれます。

その他のおすすめスポット

  • 今治市伊東豊雄建築ミュージアム:現代建築好きにおすすめ
  • しまなみ温泉 喜助の湯:今治駅すぐ、便利な日帰り温泉
  • 亀老山展望公園:しまなみ海道屈指の夕景スポット

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