ところミュージアム大三島は、愛媛県今治市大三島にある現代彫刻の美術館です。ここでは、国内外の有名な彫刻家による作品が展示されており、美しい瀬戸内海を背景に、アートと自然が融合した特別な空間を楽しむことができます。
ところミュージアム大三島は、2004年に実業家の所敦夫氏の寄付により開館しました。この美術館は現代彫刻を中心に展示しており、大三島内にある今治市岩田健母と子のミュージアムとともに、今治市大三島美術館の別館として機能しています。また、本州四国連絡高速道路株式会社が運営する「せとうち美術館ネットワーク」にも参加しています。
ところミュージアム大三島では、ジャコモ・マンズーや林範親、深井隆などの彫刻家によるおよそ30点の作品が展示されています。これらの彫刻は国内外から集められ、芸術愛好家にとって魅力的な展示となっています。特にジャコモ・マンズーは、バチカン市国のサン・ピエトロ寺院大聖堂の門扉を14年かけて制作したことで世界的に知られ、その貴重な作品を鑑賞することができるのがこの美術館の特徴のひとつです。
美術館は瀬戸内海に面しており、館内のオープンテラスからは「多島美」と呼ばれる瀬戸内海の美しい島々の風景を眺めることができます。美しい風景を背景に彫刻を楽しむことで、訪れる人々はアートと自然の調和を感じることができるでしょう。
ところミュージアム大三島では、アメリカで活動するノエ・カッツやマリソール、トム・ウェッセルマンの作品を始め、国内外で高く評価されている彫刻家たちの作品が所蔵されています。特にジャコモ・マンズーが制作したサン・ピエトロ寺院大聖堂の門扉に関する作品や、日本の著名な彫刻家である林範親や深井隆の立体作品が展示されています。これらの作品を通して、現代彫刻の多様な表現に触れることができます。
9:00~17:00
月曜日(祝日時には翌日に振替)、年末
無料駐車場が5台分完備されています。
ところミュージアム大三島へのアクセスは、瀬戸内海交通の「ところミュージアム」停留所を利用することが便利です。宮浦港から瀬戸内海交通(肥海~宮浦港~宗方港線)で約20分の距離にあり、交通手段が整っています。
大三島にある建築美術館で、現代建築の巨匠・伊東豊雄氏の作品が展示されています。建築ファンには必見のスポットです。
大三島にある美術館で、昭和後期から現代に至るまでの日本画を中心に展示されています。田渕俊夫記念展示室もあり、日本画愛好家にとっては見逃せない施設です。
こちらも大三島に位置し、彫刻家岩田健の作品を展示しています。特に母と子のテーマに焦点を当てた作品が特徴的です。
ところミュージアム大三島は、瀬戸内海の美しい風景とともに、国内外の著名な彫刻作品を鑑賞できる特別な美術館です。大三島の豊かな自然と現代アートの融合を楽しむことができるこの場所は、アートファンのみならず、自然愛好家にもおすすめのスポットです。また、周辺には他にも多くの美術館や観光スポットが点在しており、一日を通して大三島の文化と自然を満喫することができるでしょう。