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石鎚神社

(いしづち じんじゃ)

西日本最高峰石鎚山を神体山とする神社で、山麓に鎮座する本社(口之宮)、山腹の成就社(中宮)と土小屋遙拝殿、山頂の頂上社の4社を総称して石鎚神社という。

7月1日からの大祭は特に有名。但し、7月1日のみ女人禁制。

石鎚山は古くから日本七霊山の一つとして名高く、日本霊異記には「石鎚山の名は石槌の神が坐すによる」とある。

伝説で紀元前63年のこと崇神天皇第35年石鎚の峯に神を勧請す(長寛勘文による)とある。

685年に役小角(神変大菩薩)が開山、引き続き、寂仙法師(上仙とも呼ばれていて石仙の弟子)が開山したと伝えられる。

その後、空海自作の『三教指帰』に「或ときには石峯に跨りて」と記されていることから空海も修行したことは異論のないところである。

さらに伊予国風早郡の出身の光定といった高僧たちも修行した。以来、石鈇山蔵王権現と称され、神仏習合・修験の道場として繁栄した。

朝廷・武家の崇敬極めて篤く、桓武天皇の勅願によって建立された石鈇山常住社には、文徳天皇・高倉天皇・崇徳天皇・後醍醐天皇など歴代天皇が納めた仏像や経巻が伝わる。

石鎚神社とは

石鎚神社(いしづちじんじゃ)は、愛媛県西条市に位置する重要な神社で、四国地方で最も信仰されている山岳信仰の中心地です。石鎚山の山頂にあるこの神社は、神道の重要な聖地として、多くの信者や観光客に訪れられています。特に「石鎚山信仰」として知られる宗教的な意義があります。

歴史と由来

石鎚神社の創建は、古代に遡ります。伝説によれば、石鎚山の神々が降臨した地として、平安時代に建立されたとされています。神社の創建時期には諸説あり、また、古代からの信仰の歴史が深いことが知られています。石鎚神社は、石鎚山の山頂に位置し、山全体が神聖視されています。そのため、山全体が神社の一部として扱われ、多くの信者が山を登り、神聖な地を目指します。

主要な建物と文化財

石鎚神社の主要な建物には、「本殿」があり、ここでは神道の儀式や祭りが行われます。本殿は、石鎚山の山頂に位置し、四国の霊峰を背景に荘厳な雰囲気を醸し出しています。また、「石鎚山山頂」にある神社の建物には、石鎚山信仰に関連する神宝や仏像が多数祀られており、神聖な雰囲気を感じることができます。特に「石鎚山の神像」や「古い神楽面」などが、神社の重要な文化財として保存されています。

アクセスと周辺情報

石鎚神社へのアクセスは、西条市内からの登山道やリフトを利用するのが一般的です。最寄りの駅は「伊予西条駅」で、そこからバスやタクシーを利用して登山口までアクセスできます。石鎚山の登山口からは、登山道が整備されており、多くの登山者が訪れます。また、山頂には「石鎚山山荘」などの宿泊施設もあり、山を登った後の宿泊や休息に便利です。周辺には、「西条市の温泉地」や「四国の歴史的な遺跡」などの観光スポットもあり、合わせて訪れることができます。

訪問のヒント

石鎚神社を訪れる際は、登山を計画する場合は十分な準備が必要です。特に山頂までの登山は、標高が高くなるため、体力と装備が重要です。また、天候によっては登山道が滑りやすくなることがあるため、適切な服装や登山靴を準備してください。神社の参拝時には、静かに礼儀正しく参拝することが求められます。特に、山頂の神社では、自然環境を尊重しながら神聖な空間を感じることが大切です。

まとめ

石鎚神社は、愛媛県西条市にある山岳信仰の中心地で、石鎚山の山頂に位置する重要な神社です。古代からの信仰と歴史が深く、神道の重要な聖地として知られています。神社の主要な建物や文化財は、神聖な雰囲気を感じさせ、訪れる人々に深い宗教的な体験を提供しています。アクセスも登山やリフトを利用することで可能で、周辺の観光スポットと合わせて楽しむことができます。訪問の際は、登山の準備と礼儀を守りながら、神聖な空間を体験してください。

Information

名称
石鎚神社
(いしづち じんじゃ)
リンク
公式サイト
住所
愛媛県西条市西田甲797
電話番号
0897-55-4044
アクセス

伊予西条駅からバスで10分

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