石鎚登山ロープウェイは、四国の霊峰として名高い石鎚山の中腹(標高1,300m)までを結ぶ索道です。このロープウェイは、登山者や観光客に対して石鎚山へのアクセスを提供し、四季折々の景観を楽しむことができます。また、このロープウェイを運営するのは、瀬戸内運輸の関連会社で、1966年8月に設立されました。
山麓下谷駅はロープウェイの起点で、標高1,300mの石鎚山中腹に向けて出発する場所です。
山頂成就駅は石鎚山の中腹に位置し、成就社や周辺の観光施設へアクセスできます。
山麓下谷駅周辺には、石鎚山への玄関口として以下の施設が整備されています。
山頂成就駅周辺には、以下の施設があります。
全長: 1,814m95cm
高低差: 839m
最急勾配: 36度48分
走行方式: 三線交走式
支柱本数: 3基
最大支柱間隔: 685m50cm
運転速度: 約5m/s
定員: 51人
運転時間: 約7分30秒
駅数: 2駅
運行開始日: 1968年8月1日
四国旅客鉄道(JR四国)予讃線の伊予西条駅から、せとうちバスで約1時間かけて山麓下谷駅に到着します。
松山自動車道いよ小松ジャンクションから、約35分のドライブで山麓下谷駅へ行くことができます。
石鎚山(いしづちさん)は、四国山地の西部に位置する標高1,982mの山で、愛媛県西条市と久万高原町の境界に位置します。西日本最高峰であり、古くから信仰の対象として崇拝されてきました。
石鎚山は修験道の霊山として、日本百名山や日本百景に選ばれ、日本七霊山のひとつとしても知られています。山岳信仰の中心であり、石鎚神社や前神寺、極楽寺など多くの寺社が存在します。
石鎚登山ロープウェイは、霊峰石鎚山への登山を支援する重要なアクセス手段であり、観光客や登山者に大自然と信仰の歴史を感じさせる貴重な体験を提供します。また、周辺には多くの観光施設があり、石鎚山の魅力を深く知ることができます。