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松山・道後温泉

松山、道後温泉の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

松山 道後温泉 観光ガイド

松山・道後温泉の観光・旅行 Info

歴史と風情を感じる名所

松山城(まつやまじょう)

松山城は、江戸時代に築かれた現存12天守の一つで、松山市の中心に位置する名城です。標高132メートルの勝山の山頂にそびえ、ロープウェイやリフトで気軽に登ることができるのも魅力です。天守からは松山市街と瀬戸内海の絶景を一望でき、歴史ファンのみならず多くの観光客が訪れます。

萬翠荘(ばんすいそう)

萬翠荘は、大正時代に建てられたフランス風の洋館で、国の重要文化財に指定されています。元は旧松山藩主・久松家の別邸として建てられ、優雅な内装や調度品を見ることができます。隣接する坂の上の雲ミュージアムとのセット訪問もおすすめです。

坂の上の雲ミュージアム

司馬遼太郎の小説『坂の上の雲』をテーマにしたミュージアムで、秋山好古・真之兄弟や正岡子規の足跡を辿ることができます。建築は安藤忠雄氏が手がけ、モダンで印象的なデザインも見どころです。

道後温泉エリアの見どころ

道後温泉本館

日本最古の温泉として知られる道後温泉の中心施設。明治時代の趣を残す木造3階建ての建物で、国の重要文化財にも指定されています。館内では複数の入浴コースがあり、浴衣を着てのんびりと過ごすことも可能です。

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)

飛鳥時代をイメージした新しい温泉施設で、豪華な装飾や個室入浴など多彩な体験が楽しめます。観光客に人気の新しいランドマークです。

椿の湯

地元の人々に親しまれている温泉で、リーズナブルな価格とシンプルな造りが特徴です。混雑を避けてゆっくり入浴したい方にもおすすめです。

道後ハイカラ通り

温泉街のメインストリートで、グルメ・スイーツ・お土産店が立ち並びます。「坊っちゃん団子」や「じゃこ天」、「みかんジュースの蛇口」など愛媛ならではの味を楽しめます。浴衣姿で歩けば、風情たっぷりの時間を過ごせます。

自然と景観を楽しむスポット

道後公園(湯築城跡)

湯築城跡として知られる史跡公園で、春は桜、秋は紅葉の名所としても人気です。園内には資料館や展望台があり、道後温泉街を一望することができます。歴史・自然・散策を一度に楽しめる癒しスポットです。

松山総合公園

高台に広がる公園で、松山平野や瀬戸内海のパノラマが楽しめます。展望塔や遊具広場もあり、家族連れにも最適です。春には桜が美しく咲き誇ります。

文学と文化にふれる

子規記念博物館

俳人・正岡子規の功績を紹介する記念館で、明治の文学に触れることができる貴重な施設です。子規の遺品や直筆原稿なども展示されており、文学ファンには必見のスポットです。

坊っちゃん列車

夏目漱石の小説『坊っちゃん』に登場する蒸気機関車を模したレトロな列車で、松山市内を走行しています。伊予鉄道が運行しており、乗車体験も可能。市内観光をユニークな方法で楽しむことができます。

松山・道後温泉のグルメガイド

名産品とローカルフード

1. みかん・柑橘類

愛媛県といえば、やはりみかん。特に「温州みかん」「伊予柑」「紅まどんな」「せとか」など、多彩な品種が栽培されており、季節ごとに異なる味わいが楽しめます。みかんジュースの出る蛇口も観光名物の一つです。

2. 鯛めし

愛媛の郷土料理「鯛めし」には、中予(松山)式と南予(宇和島)式の2種類があります。松山式は炊き込みご飯スタイルで、鯛の旨味をしっかり感じられます。

3. じゃこ天

小魚のすり身を揚げた「じゃこ天」は、愛媛の定番ローカルフード。アツアツのじゃこ天は道後温泉街でも気軽に食べ歩きできる人気のB級グルメです。

4. 坊っちゃん団子

夏目漱石の小説『坊っちゃん』にちなんだ三色団子で、抹茶、白、あんこの三層からなるかわいらしい和菓子です。道後温泉では多くのお店が販売しています。

5. 鍋焼きうどん(アツアツ甘め)

松山の鍋焼きうどんは、甘辛い出汁とアルミ鍋が特徴。中でも「ことり」という老舗が特に有名で、観光客と地元客の両方に愛されています。

人気のレストラン・食事処

1. ことり(鍋焼きうどん)

道後温泉近くにある老舗の鍋焼きうどん店。甘めの出汁とやわらかいうどんがアルミ鍋でグツグツ煮込まれた一杯は、体も心も温まる一品。観光の合間にぴったりです。

2. 五志喜(鯛めし・郷土料理)

創業三百年以上の老舗で、松山鯛めしをはじめ、五色そうめんや伊予の郷土料理を一通り味わえる名店。落ち着いた雰囲気の店内で、ゆったりと食事を楽しめます。

3. 道後麦酒館(クラフトビールと地元料理)

地元のクラフトビール「道後ビール」と愛媛の郷土料理が楽しめるレストラン。飲み比べセットや地元食材を使ったおつまみが人気です。温泉の後の一杯にも最適。

4. 丸水(宇和島鯛めし)

宇和島スタイルの鯛めし(刺身にタレと生卵をかけて食べる)が楽しめる名店。松山市内でもこのスタイルを味わえる貴重なお店です。

おすすめのお土産

1. 坊っちゃん団子・タルト(愛媛銘菓)

「一六本舗」や「うつぼ屋」などが販売する坊っちゃん団子は、旅の記念や贈り物にぴったり。柚子風味の餡を巻いたタルトも愛媛ならではの銘菓です。

2. みかんジュース・ゼリー

ストレート果汁100%のみかんジュースや、フルーツが丸ごと入ったゼリーは、見た目にもかわいく、持ち帰りにも最適。空港や道後温泉街で豊富に取り扱われています。

3. 今治タオル

日本を代表する高品質なタオル「今治タオル」も松山・道後で購入可能。かわいらしいパッケージの商品もあり、実用品として喜ばれるお土産です。

4. 地酒・クラフトビール

道後ビールや愛媛の地酒「梅錦」「石鎚」などは、お酒好きな方へのお土産に人気。おしゃれな瓶や缶入りも多く、女性にも好まれています。

松山・道後温泉の季節の祭り・イベント

松山地域を代表する伝統行事

1. 松山まつり(8月中旬)

松山まつりは、毎年8月中旬に開催される松山市最大の夏祭りで、中心市街地が熱気に包まれます。最大の見どころは「野球拳おどり」。「あ〜それ、松山名物野球拳〜♪」という独特の音頭とともに、色とりどりの衣装をまとった踊り手が練り歩きます。市民参加型で、観光客もその場で参加できることもあります。

2. 道後温泉まつり(3月中旬)

道後温泉の開湯を祝うお祭りで、道後温泉本館周辺で華やかに開催されます。湯祈祷や稚児行列、温泉ゆかたでのパレードなど、温泉文化にふれることができるイベントが盛りだくさんです。夜には灯籠やライトアップも施され、幻想的な雰囲気を楽しめます。

3. 城山公園さくらまつり(4月上旬)

松山城の麓にある城山公園で開催される桜の祭典です。約200本のソメイヨシノが咲き誇り、夜にはぼんぼりによるライトアップも。花見の名所として多くの市民や観光客が集います。

文学と歴史を感じるイベント

4. 子規忌(9月19日)

松山が誇る俳人・正岡子規の命日に行われる法要。子規記念博物館や秋山兄弟生誕地など、文学ゆかりの場所で俳句大会や講演会も開催され、文芸ファンに人気の行事です。

5. 坊っちゃん文学賞 授賞式(秋)

全国から公募される短編小説の文学賞。授賞式や関連イベントは文学の街・松山らしい知的な雰囲気に包まれ、地元文化の奥深さを感じられます。

季節を彩る地域イベント

6. 道後温泉「光のおもてなし in 道後温泉」(通年・夜間ライトアップ)

道後温泉では年間を通じてアートや光をテーマにしたライトアップイベントが行われています。特に「道後オンセナート」などは、現代アートと温泉文化の融合を体験できるユニークな催しです。

7. 松山城天守ライトアップ(季節限定)

夜の松山城が美しくライトアップされるイベントも人気。特に桜の季節やクリスマス時期は幻想的な風景が広がります。夜間開放も行われることがあり、市街地の夜景と共に特別な時間を楽しめます。

郷土色あふれるユニークな体験

8. 道後湯玉まつり(不定期)

道後温泉の湯の恵みに感謝するイベントで、カラフルな湯玉(入浴剤)を使ったアートや、ゆるキャラとのふれあい、音楽ステージなど、家族連れでも楽しめる内容です。

9. 道後アートフェスティバル(道後オンセナート)

アーティストが道後温泉街に滞在し、旅館や公共空間に作品を展示する現代アートイベント。温泉と芸術の融合をコンセプトに、不思議で魅力的な空間が街全体に広がります。

特徴的な事柄・風習

俳句の街・松山

松山は「俳句の聖地」として知られ、街のいたるところに「俳句ポスト」が設置されています。観光客でも自由に投句でき、選者による優秀作品の掲示も行われています。散策しながら俳句を詠むという、知的で風流な観光体験ができます。

坊っちゃん列車と文学の町

夏目漱石の小説『坊っちゃん』に登場する蒸気機関車を再現した「坊っちゃん列車」が松山市内を走行。文学・歴史と結びついた独自の文化が息づく町として、文人たちに愛された街の面影を感じることができます。

松山・道後温泉の気温・天候

年間を通じて温暖で穏やかな気候

愛媛県松山市や道後温泉周辺は、瀬戸内海式気候に属しており、降水量が少なく、比較的温暖で過ごしやすい地域です。四季の移ろいがはっきりしており、季節ごとに異なる風景や楽しみ方があります。

春(3月~5月)

気温と気候の特徴

春の松山は気候が穏やかで、3月には日中の気温が10〜15℃程度4月から5月にかけては20℃前後まで上昇します。朝晩はまだ冷え込むこともありますが、桜や新緑が美しく、観光に最適なシーズンです。

服装の目安

3月は薄手のコートやジャケット、4月以降はカーディガンや長袖シャツ程度で快適に過ごせます。花粉症の方は対策が必要です。

梅雨(6月中旬~7月中旬)

気温と気候の特徴

6月中旬から7月中旬にかけては、梅雨の時期となり、湿度が高く、蒸し暑く感じることが多くなります。平均気温は25℃前後で、雨の日が続くこともあります。

旅行の注意点

雨具は必携ですが、道後温泉など屋内の観光スポットも充実しているため、天候に左右されずに楽しめます。足元が滑りやすくなるため、滑りにくい靴を選ぶと安心です。

夏(7月下旬~9月上旬)

気温と気候の特徴

7月後半から8月は最高気温が30〜35℃に達することもあり、蒸し暑い日が続きます。熱中症対策が必要です。比較的風が弱く、夜も暑さが残る日が多いのが特徴です。

台風について

夏から秋にかけては、台風の接近・上陸のリスクがある時期でもあります。松山は直接の被害を受ける頻度は少ないものの、フェリーや空の便に影響が出る可能性があるため、天気予報をこまめに確認しましょう。

おすすめの楽しみ方

日中は屋内施設や温泉で涼を取り、夜はライトアップや夜景を楽しむのがおすすめ。道後温泉本館の夕暮れ時の風景も風情があります。

秋(9月中旬~11月)

気温と気候の特徴

秋は最も過ごしやすい季節で、9月中旬から10月は日中20〜25℃程度、11月には15℃前後まで下がります。空気が澄み、紅葉や歴史的建造物が映える美しい時期です。

服装の目安

9月は半袖でも快適ですが、10月以降は長袖や羽織るものが必要になります。朝晩と日中の気温差があるため、調節しやすい服装がおすすめです。

冬(12月~2月)

気温と気候の特徴

松山の冬は比較的温暖で、雪がほとんど降りません。最低気温は0〜5℃程度、最高気温は10℃前後で推移します。寒さはあるものの、晴天の日が多く、穏やかな気候が魅力です。

旅行の楽しみ方

寒い季節だからこそ、道後温泉で温まる旅が格別。また、松山城やロープウェイ街の冬景色も美しく、静かに観光を楽しめる時期です。

松山・道後温泉へのアクセス

松山・道後温泉へのアクセス方法

飛行機を利用する場合

松山空港は四国最大級の空港で、東京(羽田)、大阪(伊丹・関空)、名古屋(中部)、福岡など主要都市との間に多数の定期便が運航されています。東京・羽田空港からは約1時間30分のフライトです。

空港から道後温泉へは、リムジンバス(伊予鉄バス)で約40分。または空港から松山市中心部へバスまたはタクシーで移動し、路面電車で道後温泉へ向かうことも可能です。

鉄道を利用する場合

JR予讃線の終点であるJR松山駅が松山市の中心駅です。岡山駅から特急「しおかぜ」を利用すれば、約2時間40分で松山駅に到着します。岡山駅は新幹線の停車駅でもあるため、関西・関東方面からもアクセスが便利です。

JR松山駅から道後温泉へは市内電車(路面電車)で約20分。乗り換えなしで「道後温泉駅」まで直行できます。

フェリーを利用する場合

松山観光港からは広島・呉・小倉などとの間にフェリーやスーパージェット(高速船)が運航されています。特に広島〜松山間は高速船で約1時間10分とスムーズな移動が可能です。

観光港からは松山市内までリムジンバスで約25分。その後、路面電車やバスを利用して道後温泉までアクセスできます。

高速バスを利用する場合

四国各地や関西・九州方面からは、松山行きの高速バスも運行されています。特に大阪・神戸・高松・高知などからの便数が多く、リーズナブルに移動したい方におすすめです。

松山市駅やJR松山駅がバスの到着地となることが多く、到着後は路面電車で道後温泉まで簡単にアクセスできます。

松山市内から道後温泉への移動

伊予鉄道市内電車(路面電車)

松山の観光に欠かせないのが、伊予鉄道の路面電車。松山市駅、JR松山駅、大街道などの主要な場所から「道後温泉駅」まで一本で行くことができます。本数も多く、約10〜20分間隔で運行されています。

バスを利用する場合

伊予鉄バスが市内中心部から道後温泉方面へのバスを運行しています。混雑時や悪天候時にはバスでの移動も便利です。

タクシーやレンタカーの利用

タクシーで市内中心部から道後温泉までは10〜15分ほど。荷物が多い場合や、グループでの移動には便利です。また、観光地を自由に巡るならレンタカーの利用もおすすめです。

観光に便利な交通パス

いよてつ1日乗車券

市内電車と路線バスが1日乗り放題になる「いよてつ1Dayチケット」は、松山観光に非常に便利です。特に道後温泉、松山城、坂の上の雲ミュージアムなどを巡るなら活用価値大です。

松山・道後温泉周遊パス

観光施設の入館料や交通手段がセットになったお得な周遊パスもあります。観光案内所や駅などで購入可能ですので、旅行のスタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。

松山・道後温泉の移動手段

松山市内の交通インフラの概要

松山・道後温泉のある愛媛県松山市は、コンパクトな市街地と整備された交通網により、観光客にとって移動がしやすいエリアです。市内の主要な移動手段には、路面電車(市内電車)、バス、タクシー、レンタサイクルなどがあります。

伊予鉄道 市内電車(路面電車)

松山観光の定番移動手段

伊予鉄道の市内電車は、松山市内を走る路面電車で、松山駅前、松山市駅、大街道、道後温泉駅など主要エリアを結んでいます。全4系統あり、観光スポットへのアクセスに便利です。

運行時間と運賃

運行時間は6:00頃から23:00頃まで。運賃は大人1乗車200円(小児100円)で、ICカードや一日乗車券(1Dayチケット)も利用可能です。

伊予鉄バス

路面電車が通らないエリアへもアクセス可能

伊予鉄バスは、市内および郊外への移動に適した手段です。観光スポットでは、松山城のロープウェイ街入口、道後温泉本館前、子規記念博物館などへもアクセスできます。

空港・港との接続も良好

松山空港や松山観光港から市内へのリムジンバスも伊予鉄バスが運行しており、市街地へのアクセスが快適です。

タクシー

短距離やグループ移動に便利

松山市内はタクシーの台数が多く、観光スポットの前でも拾いやすい環境です。特に、夜間の移動や雨天時、高齢者の同行がある場合にはタクシーが便利です。

料金の目安

初乗りは約600〜700円(1.0〜1.2kmまで)で、その後は距離に応じて加算されます。松山市駅から道後温泉まで約1,200円前後が目安です。

レンタサイクル

のんびり観光におすすめ

松山は比較的平坦な地形が多く、自転車での観光も人気です。「まつやまチャリチャリ」などのレンタサイクルサービスを利用すれば、好きな場所で借りて、別の場所で返却できるシステムもあります。

料金と利用方法

1時間数百円程度で利用可能。スマホアプリを使って簡単に予約・決済ができます。市内中心部には専用ポートも多数設置されています。

徒歩での移動

道後温泉周辺は歩いて楽しめる

道後温泉駅から道後温泉本館までは徒歩約5分、道後公園やからくり時計、道後ハイカラ通りなども徒歩圏内にまとまっています。浴衣でのそぞろ歩きも風情があり人気です。

観光に便利な乗車券・パス

いよてつ1Dayチケット

市内電車・伊予鉄バスが1日乗り放題になるチケットで、大人800円、子供400円(2024年時点)。松山城・道後温泉などを一日で回るなら、非常にお得です。

観光施設とのセット券

松山城ロープウェイや道後温泉の入浴券と市内交通パスがセットになったお得なチケットも販売されています。観光案内所や宿泊施設で購入可能です。

松山・道後温泉の観光コース

1日目:松山市内と道後温泉を満喫する定番コース

午前:松山城と城下町を散策

松山城は、江戸時代の天守が現存する貴重な名城で、松山市のシンボルです。ロープウェイまたはリフトで登ると、市街地や瀬戸内海を一望できます。天守からの眺望は必見です。

麓の「ロープウェイ街」には、土産物店やカフェが並び、食べ歩きや休憩に最適です。郷土料理「じゃこ天」や「坊っちゃん団子」なども味わえます。

昼食:松山名物「鯛めし」

松山では南予風鯛めし(刺身をタレに浸し、ご飯にのせる)が有名。「郷土料理 五志喜」や「秋嘉」などの名店で、愛媛らしいランチを楽しめます。

午後:坂の上の雲ミュージアムと萬翠荘

明治時代を代表する小説『坂の上の雲』に登場する人物たちの資料が展示されている坂の上の雲ミュージアムは歴史好きにおすすめです。近くにはフランス風洋館の萬翠荘(ばんすいそう)もあり、優雅な建築と調度品が楽しめます。

夕方〜夜:道後温泉エリアへ

道後温泉本館は日本最古の温泉の一つ。レトロな木造建築と風情ある浴室で、旅の疲れを癒しましょう。道後温泉別館 飛鳥乃湯泉や、椿の湯もおすすめです。

周辺の道後ハイカラ通りには、浴衣で散策できる土産物店やカフェが並び、道後温泉駅前の「坊っちゃんカラクリ時計」のパフォーマンスも人気です(1時間に1回)。

宿泊:温泉旅館で一泊

道後温泉には多くの温泉旅館やホテルがあり、部屋付き露天風呂や地元食材を使った会席料理が楽しめます。特に「ふなや」や「茶玻瑠」は人気があります。

2日目:周辺エリアを訪ねるコース(オプション)

松山郊外の観光地(午前)

車やバスを使って、松山郊外の観光もおすすめです。

道後公園と昼食(昼)

道後温泉本館のすぐ近くにある道後公園では、緑に囲まれた散策路や展望台からの景色を楽しめます。ベンチも多く、のんびり過ごすのにぴったりです。

昼食は道後商店街で、鍋焼きうどん、愛媛の柑橘ジュース、鯛カツバーガーなど、地元の味を手軽に楽しめます。

午後:松山市駅周辺でショッピングやカフェ

松山市駅(いよてつ高島屋)では、愛媛の特産品や銘菓の購入ができます。最上階の「くるりん観覧車」からは市内が一望でき、旅の締めくくりにぴったりです。

おすすめの観光パスと交通手段

いよてつ1Dayチケット

市内電車と伊予鉄バスが1日乗り放題で、観光スポットを効率よく巡れます。大人800円、子供400円(2025年時点)。

道後温泉本館入浴とセットになったチケット

道後温泉の入浴券と交通がセットになった観光チケットもあります。観光案内所や宿泊施設で購入可能です。

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