愛媛県

愛媛県の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

愛媛 観光ガイド

愛媛県の観光・旅行 Info

道後温泉(松山市)

日本最古の温泉で歴史と風情を感じる

道後温泉は、愛媛県松山市にある日本最古といわれる温泉地です。夏目漱石の小説『坊っちゃん』の舞台としても有名で、道後温泉本館は国の重要文化財に指定されています。館内には、昔ながらの湯浴み文化を体験できるレトロな雰囲気が残っており、多くの観光客が訪れます。

周辺の見どころ

道後ハイカラ通りには、地元の名産品やお土産店、カフェなどが立ち並び、温泉街ならではの賑わいを楽しむことができます。また、道後公園は桜の名所としても知られており、春には美しい花々が訪れる人々を魅了します。

松山城(松山市)

天守閣から望む松山市街の絶景

松山城は、日本に12しか現存しない江戸時代の天守を持つ貴重な城郭です。山の上に位置するため、ロープウェイやリフトでアクセスすることもできます。天守閣からは松山市街や瀬戸内海を一望でき、写真映えする絶景スポットです。

歴史好きにおすすめ

城内には甲冑や刀剣などの展示もあり、歴史ファンにとっては見応えのあるスポットです。また、周囲の城山公園は散策にも最適で、四季折々の自然を感じることができます。

しまなみ海道

サイクリングで海を越える爽快な体験

しまなみ海道は、愛媛県今治市と広島県尾道市を結ぶ海上ルートで、橋と島々を結んだ全長約70kmの道路です。自転車で走ることができる日本唯一の「海を渡る道」として知られ、国内外のサイクリストに人気です。

絶景スポットの宝庫

多々羅大橋や来島海峡大橋など、各橋からの眺めはまさに絶景で、海の青さと島々の緑が調和した美しい風景が広がります。途中にはレモンや柑橘類の産地として有名な島もあり、地元グルメも楽しめます。

内子町

江戸・明治の町並みが残る歴史の町

内子町は、江戸から明治時代にかけて商業で栄えた町で、今でも白壁の町並みが保存されており、タイムスリップしたような風情ある街歩きが楽しめます。内子座という芝居小屋も現役で利用されており、文化的な魅力に溢れています。

手仕事と工芸の文化も魅力

和紙や木工などの伝統工芸も盛んで、工房見学や体験も可能です。静かな田舎の風景と、丁寧に守られてきた町並みは、心を落ち着けてくれる旅先としておすすめです。

石鎚山(いしづちさん)

西日本最高峰の霊山

石鎚山は標高1,982メートルの西日本最高峰であり、古くから山岳信仰の対象とされてきた霊山です。登山道は整備されており、初心者から上級者まで楽しめるコースがあります。

四季折々の自然を体感

春は新緑、夏は高山植物、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季を通じて異なる表情を見せてくれます。山頂からの眺めは格別で、登り切った後の達成感とともに大自然の雄大さを実感できます。

愛媛県のグルメガイド

愛媛県の名産品

柑橘類(みかん・ポンカン・せとか・紅まどんな)

愛媛県は、日本屈指の柑橘王国です。温暖な気候と豊かな自然に恵まれ、多くの品種が栽培されています。温州みかんはもちろん、果汁たっぷりの紅まどんなや、香り豊かなせとかなど、旬の柑橘を食べ比べる楽しみがあります。

鯛(たい)

は瀬戸内海で多く水揚げされ、愛媛県では祝い事や日常の食事に欠かせない存在です。宇和島鯛めしや、鯛の塩焼きなど、郷土料理としても定着しています。

じゃこ天

じゃこ天は、小魚を骨ごとすり身にし、揚げて作る練り物で、愛媛の南予地方を代表する名産品です。酒の肴にも、ご飯のお供にも最適で、地元のスーパーや土産店で手軽に手に入ります。

タオル製品(今治タオル)

今治タオルは、日本を代表する高品質なタオルブランドです。吸水性と肌触りの良さで知られ、贈答品やお土産として人気があります。今治市には直営店や体験型施設もあり、見学も可能です。

ローカルフード

宇和島鯛めし

宇和島鯛めしは、愛媛県南部の宇和島地方で食べられている郷土料理です。新鮮な鯛の刺身を、特製の生卵入りのタレとともに熱々のご飯にかけて食べます。素材の旨味が引き立つ逸品です。

今治焼豚玉子飯

今治焼豚玉子飯は、ご飯の上に焼豚と半熟の目玉焼きをのせ、甘辛いタレをかけたB級グルメです。地元では定番のソウルフードで、手軽ながらも満足感のある味わいが特徴です。

松山鮓(まつやまずし)

松山鮓は、ちらし寿司の一種で、酢飯の上に錦糸卵や海老、季節の野菜などを豪華に盛りつけた料理です。祝いの席や行事食として親しまれています。

太刀魚巻き

太刀魚を開いて具材を巻き、竹串に刺して焼いた愛媛県南予地方の郷土料理です。香ばしくジューシーで、地酒にもよく合います。

人気のレストラン

五志喜(ごしき)<松山市>

五志喜は、松山市で創業380年を誇る老舗の郷土料理店で、松山鮓伊予さつまじゃこ天などが楽しめます。観光客にも地元の方にも人気です。

ほづみ亭(宇和島市)

ほづみ亭は、宇和島鯛めしや郷土料理が味わえる有名店です。落ち着いた雰囲気の中で、瀬戸内の海の幸を堪能できます。

白楽天(今治市)

白楽天は、今治焼豚玉子飯の元祖と言われている人気の中華レストランです。観光客にも評判が高く、地元メディアでもたびたび紹介されています。

道後麦酒館(道後温泉)

道後麦酒館では、愛媛県産のクラフトビールと郷土料理を楽しめます。道後温泉街にあり、湯上がりの一杯にぴったりの場所です。

おすすめのお土産

一六タルト

一六タルトは、柚子風味のこしあんをカステラ生地で巻いた、愛媛を代表する和菓子です。見た目も可愛らしく、日持ちするのでお土産に最適です。

母恵夢(ポエム)

母恵夢(ポエム)は、白あんをしっとりとしたカステラ生地で包んだ焼菓子で、優しい甘さが魅力です。地元では贈答品としても親しまれています。

坊っちゃん団子

坊っちゃん団子は、小説『坊っちゃん』にちなんで名づけられた三色団子です。餡のやさしい味わいと見た目の可愛らしさから、お子様にも人気です。

今治タオル製品

吸水性が高く高級感のある今治タオルは、実用的かつ贈り物にもぴったりです。今治市内にはタオル美術館や直営ショップもあり、オリジナル商品も手に入ります。

愛媛県の季節の祭り・イベント

有名な祭り・イベント

松山まつり(松山市)

市民総出の踊りと音楽の祭典

松山まつりは、毎年8月上旬に松山市中心部で開催される、愛媛県を代表する夏祭りです。メインイベントの野球拳おどりでは、企業や市民団体が思い思いの衣装で「松山野球拳」のリズムに合わせて踊り歩き、夜の市街地を華やかに彩ります。

また、和太鼓演奏やパレード、露店なども充実しており、県内外から多くの観光客が訪れる一大イベントとなっています。

宇和島牛鬼まつり(宇和島市)

勇壮でユニークな巨大牛鬼が街を練り歩く

宇和島牛鬼(うしおに)まつりは、毎年7月に開催される宇和島市最大の祭りで、長さ5〜6メートルにも及ぶ牛鬼(うしおに)と呼ばれる山車が街を練り歩きます。赤い顔と長い首、竹で作られた体を持つ牛鬼は、邪気を祓うとされ、勇壮な姿が印象的です。

同時期に開催される花火大会も人気で、宇和島湾を背景にした色とりどりの花火が夜空を彩ります。

西条まつり(西条市)

絢爛豪華なだんじりが練り歩く秋の風物詩

西条まつりは、10月中旬に行われる西条市の伝統的な秋祭りで、約80台の豪華なだんじり(山車)が各地から集結します。金糸や刺繍で飾られた美しいだんじりが、神輿とともに伊曽乃神社などを巡行し、町中が熱気に包まれます。

夜になると、だんじりに灯がともされ、幻想的な雰囲気の中での練り歩きは必見です。

大洲川まつり花火大会(大洲市)

肱川を舞台にした華麗な花火ショー

大洲川まつり花火大会は、8月の初旬に開催される、肱川(ひじかわ)沿いの風景を活かした花火大会です。川面に映る花火の光が幻想的で、「臥龍山荘」など歴史的な建物とも調和した風情ある夏の夜を演出します。

しまなみ海道サイクリングイベント

瀬戸内海の絶景を楽しむスポーツイベント

しまなみ海道では、春と秋に大規模なサイクリングイベントが開催され、今治市から尾道市までの島々を渡るルートを、初心者から上級者までが楽しみます。交通規制されたコースで走れるため、安全に美しい景色を満喫できます。

地域の特徴的な文化・風習

野球拳文化

野球拳は、もともと松山市発祥の伝統芸能で、今では全国的にも知られています。元来は宴席芸として行われていたもので、「野球拳おどり」へと発展し、松山まつりのメインプログラムとなっています。

伊予万歳(いよまんざい)

伊予万歳は、新年を祝う伝統芸能で、太鼓と笛の音に合わせて万歳師が祝いの言葉を述べながら各家庭を訪問します。現在では保存会による継承活動も行われており、地域文化として大切にされています。

愛媛マンダリンパイレーツ

愛媛県には、独自のプロ野球独立リーグ「四国アイランドリーグplus」に所属する愛媛マンダリンパイレーツという球団があります。地元密着の球団として、スポーツを通じた地域活性化に貢献しており、球場での応援イベントも人気です。

その他の注目イベント

道後オンセナート

道後オンセナートは、道後温泉街を舞台に展開されるアートイベントです。地元の旅館や温泉施設とアーティストがコラボし、空間そのものを作品に仕立て上げる先進的な催しで、全国から多くのアートファンが訪れます。

愛媛マラソン(松山市)

愛媛マラソンは、2月に開催される市民参加型のマラソン大会で、全国から多くのランナーが集います。沿道には地元の応援団が並び、愛媛の温かさを感じることができます。

愛媛県の気温・天候

愛媛県は、四国地方の北西部に位置し、瀬戸内海と宇和海に面しています。全体として温暖で過ごしやすい瀬戸内海式気候を中心とし、内陸部や南予の山間部では若干の寒暖差があります。年間を通して降水量が比較的少なく、日照時間が長いことが特徴です。

春(3月〜5月)

気温と特徴

春の愛媛県は、3月で10℃前後、5月には20℃を超える日もあり、日中は穏やかで過ごしやすい気候です。桜や菜の花が咲き誇り、観光には最適の季節です。

服装の目安

3月は朝晩冷えるためコートやジャケットが必要ですが、4月以降は薄手の上着で十分です。5月には半袖でも快適な日もあります。

梅雨(6月中旬〜7月中旬)

気温と降水量

梅雨の時期は湿度が高く、気温も上昇します。6月の平均気温は20〜25℃程度ですが、湿気による蒸し暑さを感じる日も増えてきます。

雨と天候の特徴

雨が多くなる期間で、連日のように曇天または小雨が続くことがあります。ただし、愛媛県は他地域より降水量が少なめな傾向があり、晴れ間も見られます。山間部では集中豪雨に注意が必要です。

旅行の注意点

傘やレインコートの持参をおすすめします。観光施設の多くは屋内外を問わず楽しめるため、雨天時でも充実した旅行が可能です。

夏(7月中旬〜9月)

気温と特徴

夏は高温多湿となり、日中は30℃を超える真夏日が多くなります。特に8月は平均最高気温が33℃前後に達することもあり、熱中症対策が必要です。

海とレジャー

宇和海や瀬戸内海沿いでは海水浴やクルージング、SUP体験など、夏ならではのアクティビティが楽しめます。海風が心地よく、夕方以降は比較的涼しくなります。

台風について

7月下旬から9月は台風シーズンで、年によっては愛媛県に接近・上陸することがあります。特に南予地域では風雨の影響が強まるため、天気予報のチェックが重要です。

秋(10月〜11月)

気温と気候

秋は気温が20℃前後と穏やかで、湿度も低く過ごしやすい季節です。空気が澄み、山々の紅葉や棚田の景観が美しい時期でもあります。

服装の目安

10月は長袖シャツや軽めのジャケットが快適です。11月になると朝晩が冷え込むため、薄手のコートがあると安心です。

イベントの季節

西条まつりなどの秋祭りが各地で開催され、風情ある町並みや伝統文化を楽しむことができます。

冬(12月〜2月)

気温と特徴

冬の愛媛県は比較的温暖で、沿岸部では降雪が少なく、最低気温も0℃前後と穏やかです。ただし、内陸部や山間部では積雪することもあり、スキー場も利用できます。

防寒対策

都市部では厚手のコートやマフラーで十分ですが、山間部へ訪れる際はスタッドレスタイヤやチェーンが必要になる場合があります。

冬の特徴

冬は空気が乾燥し晴天の日が多いため、道後温泉などでの温泉旅行にも最適な季節です。また、柑橘類の旬でもあり、みかん狩りなども楽しめます。

愛媛県へのアクセス

本州・四国・九州から愛媛県へのアクセス

飛行機を利用する場合

松山空港へのアクセス

松山空港は、愛媛県最大の空港であり、東京(羽田)・大阪(伊丹)・福岡・名古屋(中部)など、主要都市からの直行便が運航されています。羽田空港から松山空港までは約1時間30分のフライトで、ビジネス・観光の両方に便利です。

空港から松山市中心部へは、リムジンバスで約20分とアクセスも良好です。

鉄道を利用する場合

JR利用によるアクセス

松山駅は四国旅客鉄道(JR四国)の予讃線の主要駅です。岡山駅から特急「しおかぜ」約2時間40分、高松駅からも特急でアクセス可能です。

また、本州からの新幹線利用者は岡山駅で下車し、そこから在来線に乗り換えるルートが一般的です。

フェリーを利用する場合

瀬戸内海を渡る快適な海上アクセス

愛媛県は瀬戸内海に面しているため、広島・呉・柳井・別府・大分・神戸などとのフェリー航路が発達しています。たとえば、松山観光港から広島港までは高速船で約1時間。ゆったりと海を楽しみながらの旅も魅力的です。

愛媛県内の移動手段

鉄道

愛媛県内では、JR四国の予讃線・内子線が主要路線として利用されており、松山〜今治〜新居浜方面や、松山〜内子〜宇和島方面への移動が可能です。

また、私鉄として伊予鉄道(いよてつ)が松山市を中心に路面電車・郊外電車・バス路線を運行しており、観光にも便利です。

バス

県内外を結ぶ高速バスが充実しており、松山から高松・高知・徳島・大阪・広島などへ運行されています。路線バスも市街地や郊外を網羅しており、観光地へもアクセスしやすくなっています。

レンタカー・自家用車

愛媛県内を広く回るには、レンタカーの利用がとても便利です。とくに南予地方(宇和島・大洲など)や中山間部へ行く場合は、車の方が効率的です。

高速道路としては松山自動車道が主要路線で、松山IC〜大洲ICや今治小松自動車道も整備されています。

周辺地域へのアクセス

広島方面へ

松山観光港から広島港まで高速船で約1時間、またはフェリーで約2時間40分。船内では瀬戸内の風景も楽しめます。

香川・徳島・高知方面へ

四国の他県へは、特急列車または高速バスが主な移動手段です。松山〜高松は特急「いしづち」で約2時間30分、松山〜高知は「宇和海」+「しまんと」で約3時間30分ほどかかります。

しまなみ海道経由で尾道・広島へ

今治から尾道へはしまなみ海道を使って車で約1時間半。自転車専用道路も整備されており、レンタサイクルでのサイクリング観光が人気です。

愛媛県の移動手段

主要な公共交通機関

伊予鉄道(いよてつ)

伊予鉄道は、松山市を中心に運行されている私鉄で、観光にも非常に便利です。市内電車(路面電車)、郊外電車、路線バスの3つを運営しており、市街地や観光地へのアクセスが良好です。

市内電車(路面電車)

松山市内を走る路面電車は、道後温泉・松山市駅・JR松山駅・大街道など主要スポットを網羅しており、観光客にとって使いやすい移動手段です。1回の乗車は大人200円程度で、1日乗車券も販売されています。

郊外電車

松山市駅から郊外の高浜線・横河原線・郡中線などが運行されており、愛媛県内の住宅地や港、空港方面にもアクセス可能です。松山空港方面はリムジンバスとの併用が便利です。

JR四国(予讃線・内子線)

JR四国の在来線である予讃線・内子線は、愛媛県の広い範囲を結ぶ鉄道路線です。
松山駅を中心に、今治・新居浜・西条・宇和島・大洲などの主要都市にアクセスできます。

特急列車の利用

観光地間の移動には、特急「しおかぜ」や「宇和海」の利用が便利です。たとえば松山〜宇和島間は特急で約1時間30分で結ばれています。

バス交通

路線バス(伊予鉄バス・瀬戸内運輸など)

松山市内および県内各地では伊予鉄バス瀬戸内運輸(せとうちバス)などのバス路線が展開されています。観光スポットや温泉地、駅から郊外エリアまで幅広くカバーしています。

高速バス

愛媛県内から県外への高速バスも充実しており、松山から高松・高知・徳島や、関西・九州方面へのアクセスにも利用されています。

レンタカーと自家用車

レンタカーの利便性

松山空港やJR松山駅、今治駅、大洲駅など主要駅には複数のレンタカー営業所があり、手軽に借りることができます。特に公共交通が少ない南予地方(大洲・内子・宇和島など)を観光する際に便利です。

ドライブ観光の魅力

愛媛県内は道路整備が進んでおり、高速道路(松山道)やしまなみ海道などを利用して、四国・中国地方を跨いだ観光が可能です。
ドライブでの移動は、棚田や海岸沿いの風景など、美しい景色を楽しみながら進めるのも魅力です。

自転車(サイクリング)

しまなみ海道の自転車道

今治市から広島県尾道市を結ぶ「しまなみ海道」は、サイクリングの聖地として世界的に有名です。自転車専用道路が整備されており、各島にはレンタサイクルのステーションが設置されています。

市街地での自転車利用

松山市内ではシェアサイクルやホテルの無料貸し出しサービスなどもあり、天気の良い日には快適に街巡りができます。

観光タクシー・観光バス

観光タクシー

地元ドライバーが案内する観光タクシーは、短時間で効率的に観光したい方におすすめです。道後温泉周辺や松山城などを巡るモデルコースも豊富にあります。

観光バスツアー

地元の旅行会社が主催する日帰り観光バスツアーも充実しており、内子の町並み、宇和島城、佐田岬などを効率よく巡ることができます。事前予約が必要な場合が多いのでご注意ください。

愛媛県の観光コース

1日目:松山・道後温泉エリア(中予)

午前:松山城と城下町散策

松山城は、日本でも数少ない現存天守の一つで、天守からは松山市街と瀬戸内海を一望できます。リフトやロープウェイで山頂まで登ることができ、歴史好きに人気のスポットです。

下山後は、坂の上の雲ミュージアムアートな道後温泉街へ向かいましょう。

午後:道後温泉街散策と入浴体験

道後温泉本館は日本最古の温泉とされ、千と千尋の神隠しのモデルにもなったと言われています。周囲には「飛鳥乃湯泉」や「椿の湯」などの入浴施設もあり、入浴後は浴衣姿で温泉街をぶらぶら散策するのも風情があります。

夕方:道後ハイカラ通りで食事とショッピング

道後ハイカラ通りでは、坊っちゃん団子やじゃこ天、愛媛みかんジュースなどを味わえます。地元工芸品のお土産選びも楽しいひとときです。

2日目:今治・しまなみ海道(東予)

午前:今治城とタオル美術館

海に面した今治城は堀に海水を引き込んだ珍しい城で、美しい景観が魅力です。その後は、今治タオル美術館で上質なタオルの製造工程を見学し、限定商品を購入しましょう。

午後:しまなみ海道サイクリング

今治から尾道へと続くしまなみ海道は、サイクリングの聖地です。レンタサイクルで大三島や伯方島をめぐるプランがおすすめ。道の駅「多々羅しまなみ公園」などで瀬戸内海を眺めながら休憩も楽しめます。

夕方:今治名物の焼豚玉子飯でディナー

ボリューム満点のB級グルメ「焼豚玉子飯」は、地元のソウルフード。人気店「白楽天」などでぜひ味わってください。

3日目:内子・大洲・宇和島(南予)

午前:内子町の町並み保存地区散策

内子町は、白壁と木造の古民家が並ぶ江戸・明治の面影を残す町内子座や「八日市護国地区」の町並みを歩けば、タイムスリップしたような気分に浸れます。

昼:大洲城と肱川沿いの風景

大洲城は木造で再建された美しい天守が特徴で、肱川の風景と共に写真映えするスポットです。近隣の「臥龍山荘」も風雅な名所です。

午後:宇和島城と闘牛観戦(タイミングが合えば)

宇和島城は山上に建つ現存天守で、南予地方の中心地です。開催日が合えば、宇和島の闘牛大会も一見の価値ありです。

日帰りモデルコース:松山発 半日観光

道後温泉と松山城を巡る半日旅

松山駅または松山市駅を出発し、午前中に松山城へ。下山後は道後温泉へ移動し、温泉に浸かり、お土産を買って帰るというシンプルなモデルコースです。公共交通機関のみで移動可能なので、短時間でも観光したい方に最適です。

おすすめ周遊の組み合わせ

1泊2日なら:松山+今治

都市と自然のバランスを楽しみたい方には、松山(文化・温泉)と今治(しまなみ海道)の組み合わせがおすすめです。

2泊3日なら:松山+今治+内子・大洲

ゆったりと四国の魅力を味わいたい方は、南予エリアまで足を延ばす旅が最適。四国八十八ヶ所巡礼と組み合わせる方もいます。

愛媛県